ストレッチで迷ったらとりあえずこの1種目「ワールドグレイテストストレッチ(WGS)」!その効果や正しいフォームについて解説

「ワールドグレイテストストレッチ」なんだか名前からして只ものではないことが想像できる名前をしたストレッチ。日本語に訳せば「世界的に偉大なストレッチ」や「世界的に素晴らしいと評価されているストレッチ」などとなるでしょうか。

さて、そんな凄そうな名前をしたこのストレッチ。いったいどのような効果があるのか、正しいやり方はどうすればいいのかについて今回の記事では徹底的に解説していきます。

目次

ワールドグレイテストストレッチ(WGS)とは

ワールドグレイテストストレッチ(WGS、以下WGSで統一)は足関節・股関節・胸椎や、それら関節をとりまく大きな筋肉を一気に伸ばすことができるストレッチ

WGSはアメリカのトレーナーがアスリート向けに考案した、全身を大きく動かすダイナミックストレッチです。

WGSの効果

WGSの効果について解説します。

WGSはストレッチなので当然ながら筋肉を伸ばす作用がありますが、数あるストレッチの中でもあえてWGSをやるべき嬉しい効果やメリットが沢山あるんです!

WGSの嬉しい効果・メリット
  • 多くの筋肉や関節を動かすことができる
  • スポーツの前のウォーミングアップにも最適
  • 体幹も鍛えることが可能

多くの筋肉や関節を動かすことができる

WGSは大きく分けると3つの動作に分解することができます。

WGSを構成する3つの動作
  1. エルボートゥランジ→股関節まわりのストレッチ
  2. ソラシックローテーション→胸椎のストレッチ
  3. ハムストリングスストレッチ→ハムストリングス(腿裏の筋肉)のストレッチ

それぞ単体でも効果の高いストレッチを3つ組み合わせており、1つのストレッチながらも多くの部位の関節や筋肉を動かすことができる効率的なストレッチ。時間がなければ、とりあえずこの1種目やっておけばOKなストレッチ。

スポーツの前のウォーミングアップにも最適

スポーツ前のウォーミングアップで重要なのは体温を上げること。よく、運動前に静的なストレッチをおこなっている風景を観ますが、じつはそれではスポーツ前のウォーミングとしては不十分。静的ストレッチ(動きがほとんどなく、同じ姿勢を保持するストレッチ)ではほとんど動きが発生せず対象の筋肉を伸ばす姿勢で保持するだけなため、筋肉は伸ばせますが肝心の体温が上昇しません。

一方で、WGSはいわゆる動的ストレッチ(動きのあるストレッチ)で筋肉を伸ばしつつも、筋肉や関節を積極的に動かすため体温も上昇。その結果、ストレッチ効果と相まって筋肉の動きが良くなるためスポーツ前のウォーミングアップとしてもすぐれています

体幹も鍛えることが可能

WGSは腕立て伏せのような姿勢で動作するストレッチ。そして腕立て伏せの姿勢は体幹トレーニングの代表的なエクササイズであるプランクの姿勢に腕の曲げ伸ばしが入っただけ。つまり、腕立て伏せの姿勢でおこなうWGSは姿勢保持のために、体幹も併せて鍛えられるということです

WGSの正しいフォーム

それでは早速WGSの正しいフォームについて解説していきます。

WGSの正しいやり方
  1. 手は肩幅で腕立て伏せのような姿勢をとる
  2. 片脚を手の外側に移動
  3. 前脚側の肘を曲げて床に近づける
  4. 前脚側の腕を伸ばしながら天井へ指先を向けるように後ろへ回す
  5. 前脚外へ手をつく
  6. 後方へ体重移動しつつ、後ろ脚の踵を床に使づける
  7. 1~6を繰り返す
WGSのポイント
  1. 背中は丸まらない
    動作中、背中は基本的に丸まらないように注意。丸まってしまうと胸椎の動きが悪くなってストレッチの効果が低下してしまいます。
  2. 後ろ脚の膝は常に伸ばしておく
    動作中に膝が緩んでいると、股関節のストレッチ効果が薄れてしまいます。

体が硬くてWGSの姿勢ができない人におすすめのストレッチ

WGSは全身をダイナミックに動かして沢山の筋肉や関節を動かすことが可能な素晴らしいストレッチ。ですが、そもそもWGSをおこなうためには、ある程度の柔軟性・可動域を求められるため体が硬い人はWGSを正しい姿勢でできない場合も。

体が硬くてできない場合には、まずは1つの筋肉を対象とする簡単なストレッチで必要な柔軟性を高めてから再度チャレンジしましょう。

そこでWGSができるようになるための、おすすめのストレッチを紹介します。

WGSができるようになるストレッチ
  • ランジストレッチ
  • ロープハム
  • オープンブック

ランジストレッチ

ランジストレッチは股関節前面にある腸腰筋のストレッチです。WGSの最初のエルボートゥランジの際の股関節の硬さに関わってきます。

ランジストレッチの実施方法
  1. 片脚を前に出す(膝が90度に曲がる位置)
  2. 後ろ脚側の腰を前に突き出す
  3. 後ろ脚のお尻をえくぼをつくるように引き締める

ロープハム

ロープハムはゴムバンドやタオルなどを使用しておこなうハムストリングスのストレッチ。

ロープハムの実施方法
  1. 仰向けで寝る
  2. 片脚にバンドやタオルをひっかける
  3. バンドをかけた脚をバンドでけん引し足の裏が天井に向くように持ち上げる
  4. 30秒から1分程度3の姿勢を保持
  5. 反対脚も同じように伸ばす

オープンブック

オープンブックは胸椎のモビリティエクササイズ(関節を動かし可動域を広げるエクササイズ)の一種。寝た状態で簡単にできるので初心者にもおすすめ。

オープンブックの実施方法
  1. 横向きで寝る
  2. 両膝を90度に曲げ、上から下側の手で膝を抑える
  3. 上側の腕は肩の正面に伸ばす
  4. 伸ばした腕を上半身を捻るようにして後方へ
  5. 3の姿勢まで戻る
  6. 3~5を繰り返す

まとめ

今回の記事ではWGSについて解説してきました。全身まんべんなく伸ばすことができるWGS。ぜひ、これからトレーニング前のウォーミングアップや、自宅での時短トレーニングとして始めてみましょう。

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