股関節を上手に使う「ヒップヒンジ」とは?ヒップヒンジを習得して下半身エクササイズの効果を爆上げしよう

「デッドリフトで上手にハムストリングスが使えない」
「ウエイトトレーニングをすると腰をよく痛める」

トレーニングをしていて、このようなお悩みをかかえているかたはいませんか?
このようなお悩みをもっているかたにぜひ習得していただきたいのが「ヒップヒンジ」。

ヒップヒンジを習得することで腰に負担のかかるエクササイズでも腰痛になりにくくなり、さらに上手に股関節周辺の筋肉を鍛えることができ安全性はもちろん、トレーニング効果も向上させることができるようになりメリットだらけです!

今回の記事では「ヒップヒンジを習得するメリット」や「ヒップヒンジの正しい動き方」について筋トレ初心者でもわかるように解説していこうと思います。

目次

ヒップヒンジとは?

ヒップヒンジとは股関節を軸として上半身を背筋がまっすぐに伸びた状態で倒していく動作のこと。

デッドリフトやスクワット、ベントオーバーロウイングなど姿勢保持の必要がある多関節種目の多くで重要となる動作がヒップヒンジです。

ぜひ、ケガをせずに効果的なトレーニングをしたいならヒップヒンジの習得をするべきです。

ヒップヒンジを習得するメリット

ヒップヒンジはあらゆるトレーニング動作の基礎となる動作のひとつ。

ヒップヒンジを習得することで得られるメリットは大きく2つ。

ヒップヒンジを習得するメリット
  • ケガをしにくくなる
  • トレーニング効果が向上する

このようなメリットがあります。

ケガをしにくくなる

ヒップヒンジを習得することで背中が丸まらず、股関節を軸に上半身を綺麗に折りたたむことが可能となり腰への負担を減らすことでケガのリスクを下げることができます。

ヒップヒンジを習得していない状態では、重りを持った状態で上半身を前傾させようとすると、背中がつり橋のように丸まってしまうケースも。背中が丸まっている状態で重りを持つと、背骨に大きな負担がかかり場合によってはケガに繋がります。

フリーウエイトエクササイズでは、そのほとんどの種目で背骨に負担がかかってきます。そのため、マシンではなくフリーウエイトでエクササイズをするのであればヒップヒンジ動作の習得は必須といえるでしょう。

トレーニング効果が向上する

ヒップヒンジ動作が習得できていない段階で、スクワットやデッドリフトなどのエクササイズを実施すると、骨盤が後傾(腰付近の背中が丸まってしまう状態)してしまい、本来デッドリフトやスクワットで鍛えられるはずのハムストリングスや大殿筋の筋肉が緩んで鍛えられなくなってしまい、ケガのリスクが上がるばかりかトレーニング効果が下がってしまう可能性も。

ヒップヒンジを習得すると体幹が安定し高重量を扱いやすく、なおかつ骨盤周辺のハムストリングスや大殿筋に効かせやすくなり、特に下半身のトレーニング効果を高めてくれます。

ヒップヒンジを習得するための5ステップ

ヒップヒンジの動作は日常ではすることがない動作のため、運動経験がある方でも上手にできる人が少ない動作で難易度は少し高いですが、正しいステップで練習することで誰でも習得することができるので、ここで紹介するエクササイズにぜひチャレンジしてみてください。

ヒップヒンジ習得の5ステップ
  1. 両膝立ちヒップヒンジ
  2. 片膝立ちヒップヒンジ
  3. バンドアシストヒップヒンジ
  4. ウォールタッチ
  5. ドゥエルRDL

1.両膝立ちヒップヒンジ

両膝立ちヒップヒンジは、両膝を最初から床につけて実施することで股関節の動作に集中できるので、ヒップヒンジ動作習得の第一歩として股関節で身体を折りたたむ感覚をつかむのには最適です。

両膝立ちヒップヒンジのやり方
  1. 背筋を伸ばした状態で両ひざ立ち
  2. お尻を後方へ引きながら身体を折りたたむ
  3. 身体を起こす

2.片膝立ちヒップヒンジ

片膝立ちヒップヒンジは片膝のみ床について実施するヒップヒンジ習得のエクササイズです。両膝と比べ片膝立ちになることで難易度をあげつつも、直立でおこなうよりも難易度を下げることができます。

片膝立ちヒップヒンジのやり方
  1. 背筋を伸ばした状態で片膝立ち
  2. お尻を後方へ引きながら身体を折りたたむ
  3. 身体を起こす

3.バンドアシストヒップヒンジ

バンドアシストヒップヒンジは直立でおこなうヒップヒンジですが、股関節にバンドをひっかけた状態で実施することで臀部を後方へ引き、股関節を折りたたむ感覚をつかみやすくするエクササイズ。上半身を倒そうとすると背中が丸くなってしまい、股関節から動かす感覚がつかめないという方におすすめです。

バンドアシストヒップヒンジのやり方
  1. 背筋を伸ばした状態で脚は腰幅で直立になる
  2. 柱にバンドを固定し、片方の端を股関節にかける
  3. お尻を後方へ引きながら身体を折りたたむ
  4. 身体を起こす

4.ウォールタッチ

ウォールタッチはバンドを用いずにヒップヒンジ動作を反復練習するエクササイズ。ヒンジ動作をしようとするとスクワットのようにしゃがむ動作になってしまう人におすすめです。

ウォールタッチのやり方
  1. 背筋を伸ばした状態で脚は腰幅で直立になる
  2. 壁から靴一足分程度離れて立つ
  3. お尻を後方へ引きながら身体を折りたたむ
  4. 身体を起こす
  5. 動作に慣れてきたら徐々に壁から離れて実施する

5.ドゥエルRDL

ヒップヒンジの動作に背中に棒をあてて、姿勢を確認しながら動作するエクササイズ。ヒンジ動作はある程度できてきたもののまだ背中の姿勢イマイチつかめないという人におすすめです。ぜひ高重量でトレーニングする前にこのエクササイズが完璧にできるようになってから挑戦するようにしましょう。

ドゥエルRDLのやり方
  1. 背中に棒をあてる(後頭部・肩甲骨付近・腰が棒に密着している状態)
  2. 背筋を伸ばした状態で立つ(足幅は腰幅)
  3. お尻を後方へ引きながら股関節を軸に身体を折りたたむ
  4. 身体を起こす

ヒップヒンジが重要な役割を果たすエクササイズ

ヒップヒンジを習得することでより効果的かつ安全にできるエクササイズを紹介します。

ヒップヒンジが大きく関係するエクササイズ
  • ルーマニアンデッドリフト
  • スクワット
  • ベントオーバーロウ

ルーマニアンデッドリフト

ルーマニアンデッドリフトのやり方
  1. 爪先はまっすぐ腰幅で立つ
  2. バーベルを順手・手幅は腰幅で持つ
  3. 腰から頭までまっすぐにした状態で股関節から上半身を折りたたむ
  4. 上半身が水平程度まで下がったら直立の姿勢まで戻る

スクワット

スクワットのやり方
  • 足を肩幅くらいに広げて爪先を外に30度ほど開いた状態で立つ
  • お尻を後方へ椅子へ座るイメージで突き出しながらしゃがむ
  • お尻が膝よりも下にくるまでしゃがむ
  • 力強く両脚で立ち上がる

ベントオーバーロウ

ベントオーバーロウのやり方
  • 足を肩幅くらいに広げて立つ
  • バーベルを肩幅で握る
  • 背筋をまっすぐにした状態で上半身を水平くらいまで倒す
  • べーばるを腹部に引き付ける

まとめ

今回の記事ではヒップヒンジのメリットや習得する方法まで解説していきました。

ヒップヒンジを習得することでトレーニングの技術がひと段階アップして、かなりトレーニング効果や効率も向上するので、ぜひ早い段階でヒップヒンジを習得するようにしましょう。

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この記事を書いた人

FitFind編集部のアバター FitFind編集部 FitFind編集長

パーソナルトレーナーとして10年以上活動し、パーソナルジムも運営している経験から、お客様方が最適なジムに出会うサポートをさせていただきます。

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