「より高く跳べるようになりたい」
「爆発的な動作を獲得したい」
競技力を高めるためにトレーニングしている人であれば、このようなお悩み・目標をもっている人は非常に多いのではないでしょうか。
そこで重要になってくるのが『プライオメトリクス』と呼ばれる、爆発的に筋力を発揮する能力を鍛えるためにおこなうトレーニング方法のひとつ。そして、そのプライオメトリクスをおこなううえで揃えておくべきアイテムのひとつが『プライオボックス』です。
今回の記事ではプライオメトリクスに必須なプライオボックスとはなんなのか?・選び方・おすすめのプライオボックス・プライオボックスをつかったエクササイズまで解説していきます。
プライオメトリクスとは
プライオメトリクスもしくはプライオメトリックトレーニングとは、筋肉が急激に伸ばされた直後に急激に収縮しようとする力(この反射を「伸張反射」といいます)を利用した、筋肉が爆発的に筋力を発揮できるようにして、走力やジャンプ力などを向上させるためにおこなうトレーニングのこと。
プライオボックスとは
プライオボックスは、その名の通りプライオメトリクスのエクササイズをおこなうときに使用するボックスのこと。
プライオメトリクスでおこなうスエクササイズではスクワットジャンプのように跳ぶ動作のものが非常に多いです。ジャンプするときにボックスを設置することによって、着地などの高さを調節することで強度を調整したり、クッションのような役割を果たすことで膝関節などへかかる着地の衝撃を軽減してケガの予防をしてくれるなどの効果が期待できます。
プライオボックスの選び方
プライオボックスは一見すると、どれも同じように見えますが素材・高さ・価格など、選ぶときに確認しておくべき項目があります。購入するときは、ぜひこれらの項目を確認したうえで購入するようにしましょう。
素材
プライオボックスの素材には大きく3つの素材でできているものがあります。
- 木製
- 金属製
- ウレタン+ビニール
ウレタン+ビニールでできたプライオボックスは、クッション性が高く体がぶつかったときにケガのリスクが少なく安全性が高いのが特徴です。
一方で、金属製や木製のプライオボックスは固く安定性が高いので、より本格的にトレーニングをしたい人におすすめです。
簡単にまとめると
- 初心者→ウレタン+ビニール
- 上級者向け→木製・金属製
このようにトレーニング経験のレベルで使い分けるといいでしょう。
高さ
プライオボックスには高さが15㎝・30㎝・45㎝・60㎝などのように様々なものがあります。プライオメトリクスでは、ボックスの高さがそのまま強度の高さにつながってきます。基本は成長に合わせて、強度を調整できるように、幅広く高さがそろっているプライオボックスを購入しましょう。
価格
トレーニング器具全般に言えることではありますが、プライオボックスに関しても例外ではなく価格に大きく幅があります。安いもので5,000円、高いもので100,000円などのようになっています。
おすすめプライオボックス2選
ネットショップを見ていただければプライオボックスにも非常に多くの商品があることがわかるかと思います。ここでは、先ほどお伝えしたプライオボックスを選ぶときに見ておくべきポイントを総合的に判断して、お勧めできる商品を2つ厳選して紹介していきます。
1.MUSCLE FACTORY プライオボックス

参考価格:3,800円
- 高いクッション性
- 清潔に保ちやすい表面の素材
MUSCLE FACTORYのプライオボックスは置き方を変えることで30㎝・40㎝・50㎝とひとつで高さを調節し、あらゆるレベルのトレーニングに対応できるのが特徴です。
2.Yes4All プライオボックス

参考価格:3,800円
- 高い耐久性
Yes4Alのプライオボックスも置き方を変えることで、三段階で高さの調節が可能です。木製ながら組み立てが容易で、価格も安価なためプライオメトリクス初心者におすすめです。
プライオボックスをつかった代表的なエクササイズ
プライオメトリクスの中でも、プライオボックスを使う代表的なエクササイズを紹介します。
- ボックスジャンプ
- デプスドロップ
ボックスジャンプ
- 腰幅で立つ
- 腕の振りを使いながらボックスに向かって跳ぶ
- 膝のクッションを活かして柔らかく着地
- ゆっくり降りる
- 1~4を繰り返す
デプスドロップ
- ボックスの上に立つ
- 腰幅で立つ
- 腕を振り上げる
- ボックスから降りる
- 1~4を繰り返す
プライオメトリクスの始め方
NSCAはじめトレーニング指導者のライセンス発行団体の基準では、プライオメトリクスをおこなうには「体重の2倍のスクワットができること」としていることがありますが、筆者の経験上ではこれはあまり現実的ではなく『正しいスクワットを習得していること』を基準とすべきではないかと考えています。
というのも、結局小学生や中学生などの年代で本格的なウエイトトレーニングをしていることは稀ですが、バスケットボールや陸上競技などのスポーツの場面で思い切り跳んだりすることは珍しくもないはずです。これを考えると、普段のスポーツでさんざんジャンプしているのにトレーニングではNGというのは、おかしいのではないでしょうか。
このことから、プライオメトリクスをとりいれるなら、とりいれてもいいかどうかは『スクワットを正しくできるか』を基準にしましょう。
まとめ
今回の記事ではプライオメトリクスを効率よくできるようにする『プライオボックス』について解説しました。
パフォーマンスを高めるためにトレーニングしている人は、ぜひ今回の記事を参考にトレーニングプログラムにプライオメトリックスを取り入れてみるといいでしょう。


