「ケトルベルで太腿裏の引き締められるエクササイズを知りたい」
太腿裏の筋肉であるハムストリングスは、日常ではなかなか鍛えることのできない筋肉のひとつ。ケトルベルを使ってそのハムストリングスを鍛えるににうってつけなのが「ケトルベルデッドリフト」です。
今回の記事ではハムストリングスを鍛えるのに最適なケトルベルを使ったケトルベルデッドリフトについて、その効果やメリット、正しいフォームを徹底的に解説していきます。

この記事を書いた人:今野栄也人(こんのはやと)
編集長
宮城県仙台市内でパーソナルジム「TRI FITNESS」を運営。年間4000件を超える指導件数を誇る。警察学校や専門学校での講師としても活動している経験豊富なトレーナー。
ケトルベルデッドリフトとは?

ケトルベルデッドリフトはケトルベルを両手で持ちあげ、お尻・太腿裏を効率的に鍛えることのできるデッドリフトのひとつ。
ヒップヒンジ動作(股関節を軸に上半身を折りたたむ動作のこと)を獲得する基本的なエクササイズであり、初心者がデッドリフトを習得するうえで非常におすすめなエクササイズのひとつです。
ハムストリングスの強化はもちろん、姿勢の改善など背中の筋肉まで鍛える効果が期待できます。
ケトルベルデッドリフトの効果

ケトルベルデッドリフトの効果について紹介します。
- 下半身の強化
- 姿勢の改善
- デッドリフトの習得
下半身の強化
ケトルベルデッドリフトは、ハムストリングスを鍛えるために重要なヒップヒンジ動作に負荷を加えたエクササイズ。体の後面に位置しており太腿のラインを綺麗に見せるために重要なのはもちろん、走る動作やジャンプ動作などスポーツのパフォーマンスにおいても重要な筋肉であるハムストリングスを強化するうえで、効率的なエクササイズです。
姿勢の改善
ケトルベルデッドリフトで主に鍛えられるのは、太腿裏にあるハムストリングスですが、同時に正しい姿勢を保持するうえで重要な脊柱起立筋や僧帽筋なども鍛えることができます。脊柱起立筋や僧帽筋は猫背を予防・改善するうえで重要な筋肉のひとつ。これらの筋肉を鍛えることで姿勢を綺麗に保つことができます。
デッドリフトの習得
デッドリフトはハムストリングスを中心に、体の後面にある筋肉を一気に鍛えることのできるエクササイズとして人気が高いです。一方で、デッドリフトはその効果の高さの反面フォームの習得が難しいエクササイズでもあります。
ケトルベルデッドリフトでは、通常のデッドリフトよりも重心が体の中心に近づくため、姿勢の保持も容易で、今後本格的にデッドリフトに取り組んでいきたい方は、まずはケトルベルデッドリフトから始めることで、ケガのリスクを低下させつつ効率的にデッドリフトを習得することができます。
ケトルベルデッドリフトの正しいフォーム
それでは早速ケトルベルデッドリフトの正しいフォームについて解説していきます。
- 両手でケトルベルのハンドルを持つ
- 腰幅で立つ
- お尻を後方へ突き出すように上半身を水平程度に前傾させる
- 上半身を起こす
- 3~4を繰り返す
- 腰が丸まらないように注意
腰が丸まってしまうと腰椎に過度な負担がかかりケガのリスクが高くなるので、姿勢に注意しましょう。 - 上半身を倒すのはは水平まで
水平よりも上半身を前傾させると重りが体から離れやすくなり、腰痛のリスクを高めます。
KBデッドリフトの姿勢がとれない人にまずやってほしいエクササイズ
ケトルベルデッドリフトは通常のデッドリフト同様に姿勢の保持が肝心。柔軟性が低い人やヒップヒンジ動作に不慣れで、綺麗な姿勢を保持できないとという方も多いです。そこで、デッドリフトの姿勢がとれない人にまずやってほしいエクササイズを紹介します。
ヒップヒンジの動作に背中に棒をあてて、姿勢を確認しながら動作するエクササイズ。ヒンジ動作はある程度できてきたもののまだ背中の姿勢イマイチつかめないという人におすすめです。ぜひ高重量でトレーニングする前にこのエクササイズが完璧にできるようになってから挑戦するようにしましょう。
- 背中に棒をあてる(後頭部・肩甲骨付近・腰が棒に密着している状態)
- 背筋を伸ばした状態で立つ(足幅は腰幅)
- お尻を後方へ引きながら股関節を軸に身体を折りたたむ
- 身体を起こす
そもそ柔軟性が低すぎると、ケトルベルデッドリフトはもちろんドゥエルRDLも困難という場合も。そのような場合には、もっと単純にハムストリングスの柔軟性を高めるストレッチから始めることをお勧めします。
もっと詳しく、デッドリフトの動作であるヒップヒンジができるようになる方法を知りたい人はこちら↓の記事をご覧ください。

まとめ
今回の記事ではケトルベルをつかったハムストリングスのトレーニング「ケトルベルデッドリフト」について紹介しました。ケトルベルをつかったトレーニングのバリエーションを増やしていきたい方や、今後本格的にデッドリフトを習得したい方は、このケトルベルデッドリフトをトレーニングプログラムにとりいれることをおすすめします。

