ヘックスバー(トラップバー)ってなに?ヘックスバーを使うメリットやエクササイズについて解説

みなさんはヘックスバー(トラップバー)というトレーニング器具をご存じですか?

ヘックスバーはここ最近とくにアスリートを中心にトレーニングで活用されているトレーニング器具です。ヘックスバーはそもそも置いてある施設もそこまで多くなく、ダンベルやバーベルと比べるとまだまだマイナーなトレーニング器具といわざるをえません。実際にトレーニング施設などでヘックスバーが仮に備えてあっても使用している人を見たことがある人の方が少ないのではないでしょうか。

今回の記事では海外のトップアスリートを中心に人気のトレーニング器具・ヘックスバーの効果や特徴、ヘックスバーを用いたエクササイズについて徹底的に解説していきます。

目次

ヘックスバー(トラップバー)とは?

ヘックスバー(別名:トラップバー)という名はヘキサゴン(六角形)からきており、その名の通り六角形の形状をしたフレームが特徴的なバーベルの一種。基本的にヘックスバーの中心に立って、両脇にあるハンドルを握って使用するトレーニング器具です。

ヘックスバーのメリット・デメリット

ヘックスバーを使用するメリットとデメリットを紹介します。

ヘックスバーのメリット

あえてバーベルではなく、ヘックスバーを使用するメリットをみていきましょう。

ヘックスバーのメリット
  • 腰への負担軽減
  • 柔軟性が低くても正しいフォームを維持しやすい
  • 可動域が調整しやすいハンドル

腰への負担軽減

バーベルが体から離れれば離れるほど、重心の位置を足の真ん中に保つために腰の筋肉が頑張る必要があるため、腰痛のリスクが高まります。バックスクワットなどで腰が重苦しくなってしまう人が多いのはこのためです。

一方でヘックスバーでのエクササイズは重りをつける位置が中心にあり、ハンドルも体の真横にあるため重心の位置が完全に足の真ん中にあるため、上半身が無理な姿勢をとって重心の位置を保持する必要がなく、他のバーベルを担ぐスクワットやデッドリフトよりも腰に対する負担が軽減されます。

柔軟性が低くても正しいフォームを維持しやすい

通常のデッドリフト(床引きのデッドリフト)はハムストリングスや大殿筋などの柔軟性の低さが原因でボトムポジション(バーベルを床に降ろしたポジション)で腰が丸くなり腰に大きな負荷がかかってしまうことになります。

ヘックスバーでのデッドリフトは、通常のデッドリフトよりも重心の位置が体の中心にきます。そうすることで通常のデッドリフトに比べ、柔軟性が低くとも正しいフォームを維持しやすいため、デッドリフトが困難な人はまずはヘックスバーデッドリフトから始めるのがいいでしょう。

可動域が調整しやすいハンドル

多くのヘックスバーでは高い位置と低い位置にそれぞれハンドルがついています。これによって柔軟性に応じて正しいフォームが維持できる範囲で動作できるようにハンドルの位置を柔軟に変更できるようになります。

ヘックスバーを使ったエクササイズ3選

ここではヘックスバーをエクササイズ3選を紹介します。

ヘックスバーを使ったエクササイズ3選
  • ヘックスバーデッドリフト
  • ヘックスバーシュラッグ
  • ヘックスバースクワットジャンプ

ヘックスバーデッドリフト

ヘックスバーデッドリフトは通常のデッドリフトやスクワットよりも腰への負担を減らしつつ、同様のトレーニング効果を得ることができる優れたエクササイズです。

ヘックスバーデッドリフトの実施方法
  1. ヘックスバーの中心に腰幅で立つ
  2. ハンドルを握る
  3. 脛と上半身の前傾角がおおよそ同じになるようにしゃがむ
  4. 力強く立つ

ヘックスバーシュラッグ

ヘックスバーシュラッグは僧帽筋上部を効率的に鍛えることができるエクササイズ。

ヘックスバーシュラッグの実施方法
  1. ヘックスバーの中心に腰幅で立つ
  2. ハンドルを握る
  3. 立ち上がる
  4. 両肩をすくめる
  5. 両肩を元の位置に戻す
  6. 4~5を繰り返す

ヘックスバースクワットジャンプ

ヘックスバースクワットジャンプは下肢のパワーを高めることができるエクササイズ。バックスクワットのポジションンにバーを担いでおこなうスクワットジャンプよりも腰への負担や、転倒のリスクを軽減させ安全かつ効果を高めることができます。

ヘックスバースクワットジャンプの実施方法
  1. ヘックスバーの中心に腰幅で立つ
  2. ハンドルを握る
  3. 腰を落としてしゃがむ
  4. 力強くジャンプする
  5. 膝で衝撃を和らげつつ着地
  6. 3~5を繰り返す

アスリートにこそおすすめ

ヘックスバーは一般のボディメイクにももちろん活用できますが、特にヘックスバーを取り入れるメリットが大きいのはアスリートです。

アスリートは普段も競技練習で腰部に負担がかかっていることが多く、そこにトレーニングでデッドリフトやスクワットにより負担が増すと、腰痛を発症し競技練習にも悪影響を及ぼすリスクがあります。そこでデッドリフトやスクワットの代わりにヘックスバーでトレーニングすることで腰への負担を軽減しつつも、トレーニングを中断する必要がなくなるのでおすすめです。

ただし、もちろんデッドリフトやバックスクワットのようなエクササイズも大切なので、週に1回はヘックスバーに置き換えて、他の日は通常のデッドリフトなどをおこなうなど上手にどちらも織り交ぜて負担を軽減しながら活用していきましょう。

まとめ

ヘックスバーは腰への負担を減らしながら下肢を鍛えることができる、優れたトレーニング器具です。
見慣れないことから敬遠されがちですが、上手に活用することでこれまでよりもトレーニングを安全かつ効果的におこなうことが可能となります。

ぜひ今回の記事を参考に、トレーニングにとりいれてみてください。

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