コメを食べると太るからコメを抜いている。
ダイエットやボディメイクに励んでいる人の中で、このような取り組みをしている人はいませんか?
一昔前のフィットネスブーム(某大手パーソナルジムがCMなどで一気に認知度を高めたあたり)で炭水化物抜きダイエットによる体重を激減させるダイエット法が広まりました。
テレビなどの芸能人ダイエット企画でも、炭水化物を抜いたダイエット方法により劇的なビフォーアフターで世間に大きなインパクトを与えて主流なダイエット方法の1つとして現在まで定着しています。
しかし、今回の記事でお伝えしたいのは全くの逆。
「コメはダイエットやボディメイク(以下ボディメイク)にとって敵ではない!むしろ味方である!」ということ。
え?コメは太るんじゃないの?
こう思った方はぜひ、記事を最後まで読んでボディメイクにとってのコメの重要性を認識し、食事内容を改善するきっかけにしてください。
「コメ」と「肥満」の関係

「コメを食べると太る」
結論から述べると「コメを食べると太るはウソ」です。
これを明らかにした研究があるのでご紹介します。
食欲をコントロールできないラットを
①標準餌:主な炭水化物源コーンスターチ
②標準餌の炭水化物源が白米
③標準餌の炭水化物減は玄米群
以上3つのグループにわけ、100日間にわたり給餌して体重の変化等をおっていきます。
結果的に3つのグループは総食事量が同じで、かつ体重もどのグループでも同等に体重増加しており、グループ間における有意差はなかったという結果に。
もし白米を食べることで太りやすいのであれば、白米を食べてグループが優位に体重増加しているはずですが、そうはなっていません。
ここから「白米は太る」というのは間違いで、あくまでも食事量によって太るかどうかが決まることがわかります。
コメはむしろボディメイクの味方

ボディメイクのために、日々トレーニングしている人は積極的にコメをはじめとする炭水化物を摂取するべきです。
コメは消化吸収に優れた糖質であり、かつ味もタンパクであらゆる食材に合うといった特徴をもっており、ハードにトレーニングした日の筋グリコーゲン回復に役立ちます。早期の筋グリコーゲン回復は翌日への疲労を軽減し、特に高頻度でトレーニングしている人には大きな効果を実感できるでしょう。
また、米をはじめとする炭水化物を摂取することで、炭水化物を摂取した際に分泌されるインスリン。
このインスリンが筋タンパク合成には非常に重要な役割を担っているのです。
インスリンは糖質を摂取し、血糖値が上がることで筋肉や肝臓、脳などの細胞にグルコースの取り込みを促進し、エネルギー源としての利用や貯蔵に大きく貢献しています。
ボディメイクでは質の高いトレーニングをして、十分な栄養と、十分な睡眠時間が大事であるとされています。
お米はそれ単体では栄養すべて補えるわけではありませんが、エネルギー源としてはもちろんたんぱく源のひとつとしても活躍してくれる優秀な食材です。
1日の運動量やそのほかのタンパク質や脂質の必要量をふまえつつバランスよくコメ食べるようにしましょう。
太る原因は「コメ」ではなく「食事量」と「運動不足」

先ほどの論文紹介でも太る原因はコメを食べるからではなく、食事量によるものであると締めました。
「体重が増えて困っている!」
こんな状況に陥っている人は、まずは自分自身の「食事から摂取しているカロリー」と「1日の運動による消費カロリー」を可視化し、エネルギーの収支を把握することから始めましょう。
体重の増減=摂取カロリー-消費カロリー
コメに太る原因があるのではなく、食べ過ぎて1日の消費カロリーを上回るカロリーを摂取しているか、運動不足で消費カロリーが少ないことのどちらか一方もしくは両方に原因がある場合がほとんどです。
まとめ
ダイエットにとって敵視されがちなおコメ。
じつはコメはボディメイクにとって敵どころか、効果を高めてくれる味方に他なりません。
これまでコメはボディメイクに良くないと思い続けて、食事から除外している方がこの記事を読んでいるのであれば、ぜひ今日から早速食事にコメをとりいれるようにしましょう。
あなたのボディメイクの効率が一気に上がるかもしれません。
